食品化学科

食品化学 3年

還元糖の定量実験

食品化学科では、週2時間食品化学の実験を実施しています。2年生では12回、その後3年生25回、2・3年生で合計37項目の実験を行い、食品成分の分析方法について学んでいます。今回の「還元糖の定量実験」は、リンゴジュースの中にグルコース(ブドウ糖)が何%入っているか実験で求めます。溶液の色の変化が面白い実験です。劇物を扱うので廃液は回収しています。


 リンゴジュースの希釈液にソモギーA液を採取し、加えます。

沸騰後、3分間加熱します。茶褐色の沈殿物が生じます。

 ビュレットで、チオ硫酸ナトリウムを加え、滴定。入れすぎないように注意が必要


青から水色になったら終点。滴定値から、還元糖量を計算します。


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