園芸クリエイト科3年
果樹科学コース

ブドウのジベレリン濃度別試験

摘房時に果房を採取
果粒内の種子・空洞の有無を調査


欧米雑種2倍体の多品種栽培

「課題研究」


平成30年 7月24日(火)


露地栽培ブドウ栽培  「シャインマスカット」品種 ジベレリン濃度別試験 調査用のブドウ果粒の調査 長野県下伊那農業高等学校園芸クリエイト科3年果樹科学コース「課題研究」
  ブドウ栽培は、一般的に植物調整物質のジベレリン25ppm液を、花房(果房)へ浸漬処理し、無核(種なし)ブドウにします。欧米雑種の栽培ではジベレリン濃度を高くし、満開5日後に高濃度浸漬を1回処理で終わらせています。本校では、ジベレリンの高濃度の1回処理は、「ルーベルマスカット」品種及び「雄宝」品種で行いましたが、1回処理でも「雄宝」品種の果粒肥大は良好です。
 今年度は、「シャインマスカット」品種でも、第1回目のジベレリン処理において、濃度別試験を実施しました。7月24日(火)は、「課題研究」的視点で、各濃度別試験区の摘房された果房内の果粒調査を実施しました。果粒の大きさ、重さ以外に、果粒内の種子及び空洞の有無も調査しました。最終的には、収穫時にも同様に調査を実施する予定です。


平成30年 7月24日(火) 果樹科学コース3年


欧米雑種2倍体品種 摘房時に果房を採取

「シャインマスカット」品種 ジベレリン濃度別試験
調査用のブドウ果粒の調査




 








 






 


 







 



欧米雑種2倍体品種 摘房時に果房を採取

関連でジベレリン1回処理法の「雄宝」品種の果房を調査


大きい果粒内には空洞が目立つ!