高校生のための物理公開講座の予告


■ 物理の公開講座「宇宙初期のクォークの話」が行われます、詳細は以下の通りです。

講 師

柴田 利明先生 (東京工業大学 理学部 物理学科 教授)

紹介
東京大学 理学部 物理学科卒 その後ドイツの大学に勤務
1993 東京工業大学 理学部 物理学科 勤務
現在、信濃毎日新聞の科学欄(月曜日)の「スコープ」欄に6週に1度、随筆を寄稿
訳書「素粒子・原子核物理入門」シュプリンガーフェアラーク 東京社刊 

テーマ

 「宇宙初期のクォークの話」

場 所 本校物理教室
期 日 12月13日(土) 9:50〜12:50
対 象 2学年理系A1講座(39名)・ウ講座(34名)
概 要

今から約140億年前にビッグバンによって宇宙が誕生した直後には、クォークは自由に飛び回っていたと考えられている。
ビッグバン後0.1ミリ秒くらいたったとき、クォークは陽子の中に束縛され、それ以来単体として取り出されたことはない。
しかし、高エネルギーの電子散乱などで、陽子の中のクォークの振る舞いを正確に「見る」ことが近年できるようになってきた。
クォークがどのようにして陽子に閉じこめられているか、色の自由度がどのように働くか、などについて説明していただく。

 

 

 


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