公開授業 短報
日 時

平成14年11月21日(木)3時限 午前11:20〜12:25

場 所 長野県諏訪清陵高等学校 物理教室
対 象 1年 A2講座(41名)
講 師 信州大学理学部物理学科教授 竹下 徹 先生
テーマ 「宇宙の始まりと私たちを作るもの」
概 要

 宇宙は、ビック・バンとよばれる大爆発から形成されたと言われているが、ビック・バンによりどのような素粒子が生まれてのか、また宇宙線と宇宙の様子について、元素の起源を紹介しながら講義であった。
 生徒の感想も、
・本当に小さな世界と非常に大きな世界・・・物理と宇宙物理学の因果関係に驚いた
・自分の体の中に何万年も前の水素原子があると分かって驚いた。
・4つの力(重力・電磁力・弱い力・強い力)に興味が沸いた。
・スケールの大きな話で面白かった。
 など非常に好評だった。

 公開授業 スナップ
宇宙の始まり 宇宙の始まりと私たちをつくるものはとても深い関係がある。別ものではない。
もののミクロの世界を覗いていく。
原子から素粒子を扱うのは物理学である。
ミクロの世界
ビッグバン 宇宙の始まりビッグバンは高温状態で、光子・クォーク・反クォークなどの素粒子を放出した。
小さな世界を覗くには、粒子をぶつけることがその方法にあたる。 粒子をぶつける
粒子 力とは粒子が運ぶものである。電磁力と弱い力は同じ力であることがLEP/LHC加速器の実験で証明された。


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