概 要 |
1.鏡、2面鏡
光の性質『最短距離』
鏡の中に鏡を写す。
2枚の鏡のなす角度:一般に180°をx等分した角度におくと、鏡の中に鏡に実物も含めてx個ずつ、同じ向きと逆向きで2x個見える。対称で、きれいにつながって見える。
このような角度は、90°,60°,45°,36°,30°…
3枚の鏡を、どの2つの鏡をとっても、2面鏡のようにきれいにつながって見えるようにする。
2つの鏡のなす角度が180°/xであることが必要。
2.3角柱の万華鏡
3角柱の万華鏡が、きれいに見えるためには、(180°/x)+(180°/y)+(180°/z)=180°(x,y,zは自然数)でなければならない。
すなわち、「(1/x)+(1/y)+(1/z)=1を満たす自然数x,y,zの組み合わせは何か」
このような自然数の組は、(2,3,6)、(2,4,4)、(3,3,3)の3組しかなく、
よって、(90°,60°,30°)、(90°,45°,45°)、(60°,60°,60°)となる。
扇形のパネルの組み合わせでも確認できる。
3.三角錐の万華鏡
三角錐型の万華鏡はどうなっているのか。
鏡の配置が(180°/x)+(180°/y)+(180°/z)>180°すなわち、「(1/x)+(1/y)+(1/z)>1」
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