学校長 篠 原 秀 郷

 

本校は明治28年に創設され、以来113年、ここ諏訪市清水町の丘陵に歴史を刻み続ける県内屈指の進学校です。

在校生は現在732名。それぞれの生徒諸君が強い意志を持ち、勉学や学友会、クラブ活動に邁進しています。それでは、本校の教育の現況を紹介します。

 

○ 高い難関大学合格率

本校では、国公立大学への現役合格を目標に指導します。平成20年度は、大学入試センター試験出願率は97.5%、更にいわゆる難関大学には、東京大学、東京工業大学、大阪大学、名古屋大学、東北大学、北海道大学など20名以上の合格者を出しています。

○ SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業

平成14年度に全国26校の1つとして、文部科学省に指定されました。現在、平成17年度から始まった新SSHを継続しています。「諏訪清陵サイエンスフォーラム21」は既に25回をかぞえ、広中平祐先生や養老孟司先生など多くの碩学のご講演によって、生徒諸君の知的好奇心を触発して将来の学問研究の基礎を創っています。

また、半世紀以上にわたる太陽黒点観測の実績を発展させ、「海外科学セミナー」としてアラスカ研修を実施し、オーロラ観測に取り組んでいます。さらに、地元信州大学や諏訪東京理科大学、セイコーエプソン株式会社から優れた研究者、技術者を招いて授業をお願いしています。国際性や言語能力、さらに「知」の広い分野にわたる教養を持つ将来の科学者を育成することが目的です。

もちろんですが、文系教育の充実も図っています。「文ゼミ」を実施し、課題探求型の授業を行っています。

○ 生徒諸君に求めること

「深く探求すればするほど、知らなくてはならないことが見つかる。人間の命が続く限り、常にそうだろうとわたしは思う。」(アルバート・アインシュタイン)

 

「何のために学ぶのか?」という問いに、「学ぶことそのものが目的である。」と答えられる、諏訪清陵高校ではそのような学校生活に至上の価値をおきます。

そのために、「未知」に向かって開かれた謙虚な心を持ち、「知」の獲得を楽しむ高校生であることを、教育活動全ての場面で求め続けていきます。

 

いつでも、どなたでも、諏訪清陵高校体験にお出かけください。

歓迎します。