学校長より

                                   
学校長挨拶


長野県下高井農林高等学校長(第34代) 横澤 毅昌


  本校は昨年創立110周年を迎え、第二体育館の改修をはじめとする記念事業が行われました。本校創立以来、卒業生は11,000人を超え、地域の担い手として各方面で活躍されています。また昨年は、生徒も農業クラブが全国表彰を受けたり、スキーのインターハイ出場等、様々な場面で活躍しています。本校が行っているキャリア教育や多くの地域連携の取組でも多大な評価をいただいています。特に昨年はそば班が全国大会で入賞し、農林祭では生徒がそば打ちの実演をし、打ったそばを提供するといった新たな取り組みも行いました。

  今、地方創生が課題となっています。「里山資本主義」に代表される地産地消型の農業や地域主導の地域づくりも様々なところで取り組まれています。北信濃の市町村は、もともと農林業が主体の地域でありますが、過疎化が進む中で今後の地域づくりを進めていく人材を育てていかなければなりません。農業を担う人材を育てる農業高校の役割、地域との連携や協力を行い地域の人材を育てる農業高校の役割が改めて見直されています。

  また、学校教育においては学習指導要領の改定や大学入試制度の改革進む中で、知識を活用して自ら課題を発見し解決する力が重視され、学習方法として生徒が主体的かつ互いに協力して学ぶことが求められています。この点でも農業高校が行ってきた課題研究の授業や農業クラブ活動が先駆的な取り組みであり、本校においても、今までの活動の積み重ねの上に今後も農業の6次産業化や地域が抱える課題を課題研究として取り上げ、更に地域連携をしていくことが大切であると考えます。

  今後更なる少子化が進む中、第二期高校再編に向けて、農業や地域の将来を見据えながら下高井農林高校の大切な取り組みをさらに進めていくこと、生徒たちも農林高校生としての自覚と誇りをもって取り組んでいくこと、このことを本校の大きな目標としてかかげ、職員生徒一同努力していきたいと思います。



 平成29年4月