農業クラブ活動

10年度農ク県大会報告会

農業クラブ活動とは

 農業クラブとは農業高校にあるいわばもうひとつの生徒会のようなもので、日本中の農業高校が加盟している全国的な組織でFFJとも呼ばれます。FFJとは「The Future Farmers of Japan」の略で「明日の日本の農業者」という意味です。
  左のマークは日本学校農業クラブ連盟のものです。マークには、富士…日本の象徴、鳩…平和、稲穂…日本の農業という意味があります。本校の農業クラブでは、開放講座「青空と緑の中で」や南農祭で「青空市場」(農産物販売)などを行っています。また、日頃の活動成果を発表する農業クラブの各種大会では、毎年優秀な成績を収めています。昨年の農業クラブの全国大会は北海道で開催されましたが、本校からは大会を勝ち抜いた植物バイテク研究部をはじめ19名の生徒が参加をし優秀な成績を収めました。

本校農業クラブの主な活動

□ 開放講座「青空と緑の中で」

 地域の方々と南農高校農業クラブ員の交流活動です。この講座は、生徒が講師になって普段授業等で学んだこ とを地域の皆さんや保護者の方々に体験してもらう講座です。今年もたくさんの皆さんに、次の7つの講座にご参加いただいています。

□ 青空農園

青空農園での灌水


 南農祭で販売しいる野菜は、4年前までは本校OBの方々が作ったものが主でした。しかし、地域の皆さんから「南農生が作った野菜を食べたい!」という、うれしいご意見をいただき、一昨年から有志を募って野菜の栽培を始めました。
 昨年は、ジャガイモ、ねぎ、ニンジンなどを作り南農祭で販売したところ、皆さんに大変喜ばれました。ちなみに、自分たちで育ててみることで色々な発見がありました。

□ 緑化活動

南豊科駅での緑化活動


 数年前より、毎日利用しているJR大糸線南豊科駅のホームに、日頃の感謝の意をこめて花を植えたプランターを設置しています。
 また、昨年から新たな活動として安曇野警察署豊科南交番の緑化にも取り組んでいます。

□ 青空市場

 南農祭での青空市場


 南農祭では「青空市場」という名前の農産物販売所を設け、青空農園で栽培・収穫した野菜や、校内で収穫した農産物を販売しています。毎年、数百人の方々がご来場くださいます。生徒は「青空市場」の運営を通して、生産物に対するニーズや販売方法など得がたい勉強をしています。

□ 校内発表会

 学校農業クラブでは、発表会や競技会をはじめ様々な発表活動があります。発表活動には、個人で取り組むものとグループで取り組むものがあります。これらの発表会や競技会は、決められたルールに従って実施され、校内の発表活動が県全体や北信越地区・全国で発表できるチャンスにつながる点に特徴があります。本校の校内発表会では、意見発表とプロジェクト発表が行われています。
 意見発表会とは、日頃の農業学習を通して学んだり考えたりしている身近な問題や将来の問題について抱負や意見をまとめ、聴衆の前で発表し、その内容や発表の仕方を審査する競技です。意見文発表に取り組むことによって、問題を解決する力、表現力、思考力及び積極的な態度や自信をつけることができます。
 プロジェクト発表会とは、プロジェクト活動で実践したことやその成果をまとめて発表し、研究した内容などについて客観的な審査により評価を受けるものです。プロジェクト発表会に取り組むことによって、表現力・発表力・企画力や総合的な実践力を身につけることができます。また、プロジェクト発表を審査・評価されることにより、自分たちのプロジェクトの計画や結果を確認するとともに、次の活動へのステップを得ることもできます。

□ 農業鑑定競技会

 農業鑑定競技会も学校農業クラブの競技会のひとつで、全国大会につながります。農業鑑定とは、農業に関する専門科目の学習や農業クラブ活動で学んだ知識・技術の定着の度合いを競い合う競技種目です。この競技は、農業の各分野を9つの区分(本校の場合は5つ)に分け、それぞれの区分ごとに提示された物の、品名・用途・特性などについて、鑑定・判定・計算・測定・診断・審査に関する問題を、限られた短い時間で答えるものです。それぞれの各専門分野に関する知識・技術習得には最適の競技です。
 本校では毎年6月中旬に実施され、各区分の成績優秀者が本校代表として全国大会に出場します。6月に入ると、全国を目指して遅くまで学校で勉強に励む生徒を見かけます。

□ 級位検定

 級位検定とは、農業高校での専門学習の成果をレポートの審査や面接によって評価し学習の成果の定着を図るもので、初級・中級・上級とレベルアップしていきます。初級・中級は校内で受検しますが、上級検定は第4地区(木曽山林高校・塩尻志学館高校・南安曇農業高校)の会場校で受検・面接を行います。本校では、上級検定受検を2年生全員に義務付けています。2年生の2学期は、基準T(意見文)と基準U(研究レポート)のレポート作成で大忙しです。上級検定の合格はこの二つのレポートの評価と面接の評価で決まりますが、この経験は3年次の就職試験や推薦入学試験に活かされます。

活動成果の発表の場、農業クラブ県大会・北信越大会・全国大会


 農業クラブの県大会では、県下各校の代表が日頃の学習成果を発表したり、技術を競い合います。それぞれの発表会や競技会で最優秀賞を受賞すれば、さらに上の大会(北信越ブロック大会や全国大会)への出場権を得ることができます。そのため、ため各会場には常に緊張感が漂っています。

 南農高校は毎年県大会において、いくつかの発表会や競技会で最優秀賞を受賞し、北信越大会や全国大会への出場権を獲得しています。特に果樹研究部の活躍はめざましく、平成18年・19年と2年連続で全国大会出場を果たしています。
 中学生の皆さんも、農業高校の甲子園である全国大会を目指してともに活動に励みませんか。

農業クラブ北信越大会開会式 北信越大会で最優秀賞受賞 農業クラブ全国大会
北信越大会 最優秀賞を受賞し満面の笑顔 念願の全国大会へ