長盲ルール

 本校には、盲学校ならではのルールが幾つかあります。盲学校をより知っていただくために、その幾つかを紹介したいと思います。

移動面でのルール

「廊下は右側通行、センターラインを頼りに移動しない」「廊下では立ち止まって話をしない」「階段の途中では、立ち止まらない」「給食室入り口側の一列目は、下膳から一方通行とする。近いからといって、逆回りしない」などです。視覚に障がいのある幼児児童生徒さんや職員が一人で安心して移動できるように、また、衝突事故や転倒などを防ぐためのルールです。みんなこのルールを守って生活しています。

環境面の整備

「必要以外の声がけや情報を与えず、静かな環境を心がける」
 視覚に障がいがある方は、耳からの情報収集がとても大切です。うるさい環境では、危なく不安になります。私も時々教室に入って、小さく咳をしただけで『あっ、校長先生だ』と、言ってくれる児童がいます。鋭い。

こんなルールもあります。
「校内でのあいさつは、基本的に見える者から声を掛ける。距離感に応じて、最初に名前を呼んでからあいさつする」

「廊下には物を置かないようにする。置くときは、必ず職員朝会等で周知する」盲学校の廊下はとてもきれいです。見学にお越しください。「掲示物に画鋲で固定する場合は、セロテープで止める」などなど。

資料の準備

「職員用墨字作成の書類では、文字の大きさは12ポイント。字体は丸ゴシックを基本とする。幼児児童生徒の学習資料等の作成に当たっては、個々の見え方に応じて対応する」「配布する資料は、墨字・点字共に同時に配布する」などです。

この長盲ルールは、本年度、教育課程検討委員会のメンバーが明文化しました。そして、定期的に委員会を開き、ルールの見直しや加除修正をしています。

視覚に障がいのある本校の幼児児童生徒の皆さんや職員がより安全に快適に学校生活を送ることができるよう、願ってのことです。これらのルールを一覧表にして、チェックリストを作り、定期的にチェックし、自分の姿を振り返っています。また、本校の中にある、長野養護学校朝陽教室(高等部)の生徒さんたちも、この長盲ルールをきちんと守って、生活してくれています。

 今回は、「長盲ルール」から、本校の紹介をさせていただきました。ホームページを御覧の皆さん、お気軽に本校にお越しください。


校長室雑感のページへ

長野盲学校トップページへ