校長室雑感 (平成25年7月号)

「インクルーシブ教育システム」

先日、第50回記念全国特別支援学校長会が東京で開催され、「インクルーシブ教育システムの構築を目指した特別支援学校の経営のあり方〜インクルーシブ教育システム構築に向けた合理的配慮等の課題〜」の研究主題のもと、研究協議、研修会が行われました。

この全国特別支援学校長会は、年に1度、全国の特別支援学校長が一堂に会して行われる校長会で、今年は第50回記念ということもあり、「全特長ビジョン 共生社会の礎を築く 10の提言」(共生社会の実現、関係機関との連携、センター機能、確かな学力等)がなされました。

現在の盲学校を「インクルーシブ教育システムの構築」といった視点から考えてみると、

 など、今後の盲学校のあり方に関する協議がなされました。

この9月に政令改正(就学にかかわる内容)が予定されており、また3年後の障害者差別解消法の施行など見据え、合理的配慮、基礎的環境整備として、学習の主体である幼児児童生徒にとってどのような教育内容・方法、支援体制、施設・設備が欠かせないのか、一人一人の教育的ニーズを踏まえて、具体的に検討していく必要を感じました。

 わが国の視覚障害教育の嚆矢である京都盲唖院が明治11年に創立されて以来135年、本校創立から114年、インクルーシブ教育システムが展開されようとしています。視覚に障害のあるお子さん、生徒さんの教育を担い、サポートできる教育機関は盲学校でしかないということを改めて、胆に銘じなければならないと教えていただきました。


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