花という笑顔を~東北へ~


6月9日(金)~11日(日)に
松川高校生徒代表10名、職員と同窓会の皆さんで、
東日本大震災被災地への支援活動に行ってきました。
今年で6年目になります。

 松川町の皆さんと育てたペチュニアの花を
(もともとは石巻市の避難所に咲いていた花です)
被災地の方にお届けして、笑顔になってもらいたい、
という思いから始まった活動です。

 初めて被災地を目の当たりにした私が
感じたことを並べてみます。
私は二日目からの参加なので、少ないですが、
それが点描のように、ひとつの絵になりますように。

☆石巻市 タクシーの運転手さん
「ここいらはだいぶ変わったよ。きれいになった。
だけどねえ、まだまだだ。
☆石巻市 大川小学校
大中小の石が積まれています。
 見に来る人たちの車に、ここからは入ってほしくない、
 という気持ちを、積んでいます。

・昇降口の屋根のてっぺんにあるスピーカー
 ひしゃげて上を向いています。
 中から草が、天に向かって伸びていました。

☆石巻市 復興町づくり情報交流館
・ハマナスの花と実が、この地域でとれます。
 ハマナスは、雅子妃のお印の花です。
いい匂いがします。
 松川では、りんごがとれます。
 「ピコ太郎みたいにね、合体させて、はまりんジャム
 松川高校が、この秋、はまりんジャムを銀座NAGANOで紹介します。
 
☆福島県南相馬市 原さんご夫妻を訪問
(被災時、松川町に避難されていました)
 「今日は来てくれてありがとうございます。
 今度は、ぜひ、遊びに来てくださいね。

☆南相馬市 小高区役所地域防災課課長 根本さん
(帰還困難地域解除になっていますが、町に人がなかなか戻りません)
「被災に関して、石巻との一番の違いは、放射能です。」
「一番つらいことは、家族が一緒に住めないことです。」
「でも、今日は、高校生が来てくれたことが本当にうれしい。

この続きは、私よりもっともっとメモをとっていた
生徒諸君が、文化祭で発表します。
ぜひ見に来てください。
7月8日(土)が一般公開です。

2017年06月14日