「やぶく」

 本校はNIEの研究指定校以来、
新聞を活用した授業や実践をしています。
この4月も信濃毎日新聞社の
NIE専門委員の畑光一さんや
読者センターの方々に来校してもらい、
1・3年生の社会の科目で新聞を活用した
授業を一緒に作ってもらいました。
私も一度参加しましたが、面白かった。
私より、隣の3年生の方が記事をまとめるのが
速かったです。さくさくさくさくまとめていた。

 新聞ていろんな使い方があるんですねえ
という話を信毎の方たちと話していたら、
畑さんがさらっと
「破くのもいいんですよね」
とおっしゃるので、訊き直してしまいました。
「破くのはねえ、精神的にたまったものを
一気に吐き出すっていう意味があって、
すごくいいんですよ。
 でも何でもかんでも破くわけには
いかないでしょ? 
新聞だったらばっちりですよ。
大胆に、上からバリバリ!ってね。
破きやすいし。」
(といった意味のことをおっしゃいました。)

 なるほどなあー。
読む、授業に使う、切り取る、包む、貼る、
記念にする、投稿する、飾る、話のタネにする。
ほかに、「やぶく。」という新聞の効用。
いただきました。

2017年05月22日