「たくさん抱えるもの」-壮行会から

 5月2日(火)南信大会の選手壮行会がありました。生徒会主催の行事だから、生徒会役員と評議委員が仕切ります。見守る先生たち。松川高校壮行会は、大会出場する部長が全員、大会日程と決意を述べるんですね。壮行会を開いた生徒会会員に対して、自分たちの言葉で今の気持ちを述べるのは、誠実な対応だと思いました。
 1年生の時から3年生の今日まで、ひと口では言えない様々なことが部活動の中で展開したことでしょう。その数だけ強くなったことでしょう。気持ちも、技も、体力も。一人ではできないのが部活動であり、他に人がいるからこそ問題も感動も生まれるのが部活動。何一つ無駄になることはありませんね。(部活動に限っての話ではありませんが。)運動部だけでなく、文化部の活動も同じです。「あの頃はねえ、」と語ることがたくさんある人のことを、私は羨ましく思います。
 壮行会の最後に校歌を歌うのですが、生徒会役員の人たちと並んで立っていた私の隣から、大きな声の、とても心に沁みる歌声が聞こえました。いい校歌でした。

2017年05月09日