まつかわハーフマラソン(9月10日晴天)

 まつかわハーフマラソンに関わる
ボランティアは800名を超えます。
式典から報道、総合案内まで網羅する総務部、
出発・決勝、先導、コース関門を担当する競技部、
交通整理をする交通規制・整理担当、
シャトルバスを含む駐車場担当、
出店・ブース、給水、参加賞などのおもてなし宣伝部と
仕事の内容は多岐にわたり、
それこそ老若男女みんながマラソン運営を支えています。


 本校のボランティア部(通称ボラ部)も、
毎年お手伝いをしているので、
私も教頭先生と一緒に彼らと一部活動を共にしました。

 松川高校ボラ部の主な担当は、
参加賞(くだもの!)をマラソン前と後に次々と渡す「参加賞」、
ゴールをした人に記録証を手渡す「記録交付」と
ゴール後にリンゴジュースやスポーツドリンクを配る「ゴールエイド」
などでしたが、(他にも仕事はいろいろあります)
そこで必要なのは、
「おつかれさまでしたー!」
「記録証を持っていってくださーい!」
「リンゴジュースどうぞー!」
「スポーツドリンクどうぞー!」
「いかがですかー!」など
大きな声を出すこと、
そのために 顔を上げること、
そして怖い顔じゃなくて わらうこと、でした。
ひとくちにボランティアといっても
実に様々な形態がありますが、
今回はきびきび動きながら、その3つが必要でした。

はじめから何でもうまくできる人はいません。
徐々に、徐々に、声を出し顔を上げにっこりします。
はじめはまばらだった完走者が少しずつ増えて
ゴール会場がだんだん賑わいを見せてくるにつれ、
松川高校ボラ部のひとたちは、
プロのボランティアの顔になっていきました。
「最初よりずっとできてるじゃん」
「動きがいいねえ」
「りっぱなもんだ」とスタッフさんが言ってくれました。
私がいちばん誇らしかったのは、
終りが近づいても疲れた顔を見せず
次々と他の仕事他の仕事と移っていく彼らの姿でした。
場面が彼らを育ててくれます。
地域のひと、県外のひと、ランナーの皆さん、
スタッフさん、ご家族連れ、ボランティア同士、
皆さんが彼らを育ててくれました。
どうもありがとうございました。

2017年09月25日