必ず、何か、始まります。

他圏では、今日(8月31日)夏休みが終わります。
そして大きく取沙汰されているのは、
「9月1日問題」。
この日に特別に青少年の自殺の数が増える
というものです。
2015年のデータで明らかになったもので、
その後年々取り上げられるようになりました。

「夏休みの終わる数日前から
1学期にあったことを思い出し
どんどん怖くなってくる。
夏休みの前半と後半で、
明らかに気持ちや過ごし方が変わっていたら
おかしい、と
周囲の人間は気づかないといけません。」(9月1日問題)

本校は23日が始業式で、それから1週間がたちました。
朝、電車を降りた皆さんが、
上片桐の駅から学校へ向かって
坂を上っていく姿を、うしろから見ています。
足取りが重い人がいると、わかります。
「おはよう」と言うと普通に
「おはようございます」と言ってくれるし、
「暑いね」と言うと、
「暑いですね」と律儀に返してくれますが、
そんなふうに真面目に返してくれる人ほど、
きっと何かつらいんだろうなと、思います。

それでも学校へ来てくれるのですから、
学校にいる誰にでもいいから
「ちょっとー、きいてよー」
と話してほしいと思っています。
「ちょっときいてよ」と言われて
いやな気持ちのする人は、いません。

あと、足取りにも出せない人もいるかもしれませんね。
実は私もかなり足取りの重いことの多い半生でした。
でも、今はこんなに太っています(関係なかった)。
友だちでも、先生でも、誰かに話してみてください。
必ず、何か、始まります。

2017年09月06日