演劇部通し稽古に参加して

 飯伊地区合同演劇発表会(9/9)が近づいています。
先日、演劇部が通し稽古を行う時に、
ちょこっと参加させてもらいました。
約1時間にわたるお芝居を堪能しました。

 演劇は、とても懐かしい気持ちがします。
自分でも中学のクラブでやり、
教員になってからは何度か顧問をしました。
文化部でありながら、体育会系な練習をします。
集中力も体力のうちだから、体力勝負です。
大きな声が必須ですが、
それは単に大きな声というよりは
「ひとの気持ちに届く声」であるかどうかが
大切であるように思います。

 演劇をすると、とてもスッキリします。
他人の人生をなぞっているはずなのに
心の底を(ひとの気持ちに届く)声にすることで
全身がざわめくような快感があります。
そこに拍手をもらうわけですから、
一度ハマるとやみつきになるのです。

 声に限らず、
振る舞いや、視線や、たたずまいが
自分よがりにならず、
見ている人たちをいかに釘付けにするか。
ひとの気持ちに届かせるか。
難しいですが、やりがいがあります。

演劇は、やっぱり、おもしろい。
それを演劇部の人たちにすっかり思い出させてもらいました。
思い出させるような、なかなかいい芝居でした。
9月の大会を楽しみにしています。

2017年08月04日