文化祭・午後7時前の花火

文化祭(第33回松高祭「翔竜」)がありました。
7月7・8・9日の3日間で、一般公開は8日(金)です。
私は7・8日は出張で富山市にいて、
参加できたのは9日だけでしたので、
最終日のみのご報告です。
最終日のスケジュールは、
フリースタイル松川(有志によるステージ発表)、
講演会(講師:こてつさんex.よしもと興業)&全校MAC中間報告、
閉祭式、後夜祭 というラインナップでした。

フリスタのゲストタイムの
松川町吹奏楽団の演奏、
上片桐保育園のダンスは、素晴らしかった。
違う世代のパフォーマンスは私たちに刺激をくれます。
「あんなに(自分は)かわいかったっけ?」
「あんな大人になれるだろうか?」(会場の高校生のつぶやきから)

こてつさんのプロの会場さばきはさすがの貫録でした。
「こんな機会だから、何か質問あるひと!」に応えて、
「なぜそのTシャツはそこで色が切り替わっているんですか?」
(北村さんのTシャツが途中で斜めに色が切り替わっていたので)
という質問をぶつける松高生もさすがでした。ナイスセンス。

クライマックスは閉祭式に訪れました。
生徒会役員あいさつでの一人一人の言葉は、
夏の熱い石に降る雨のように、
じわじわと全校生徒に沁み込んでいきました。
そして最後に文化祭実行委員長&副委員長のあいさつ。
そこにいた皆さん、気づいていましたか?
この2人の言葉をひとつも聞き漏らすまいと
閉祭式会場の体育館全体は
水をうったように静かでした。
私はこの場面に、鳥肌が立ちました。

午後7時前の、後夜祭の花火は
まだ明るい空の中で鳴っていたけど、
私たちは確かに、花火を見ましたよね。
自分が誰かにちゃんと見えているのか、
ちゃんと見てくれているのか
不安な人たちがいるとしたら、
大丈夫ですよと言いたいです。
いくら明るい空の中でも、
一生懸命鳴っているものからは
私たちは目をそらせないものですから。

2017年07月26日