様々な活動

 課題研究発表会(2006年度)
 総合工学科の3年生は、課題研究の成果発表会を、「中間発表」と「まとめの発表会」の年2回行っています。
研究は週3時間の課題研究の授業時間を使い、グループでテーマを設定して研究・製作を行っています。
- - - 研究テーマ - - -
 「溶接技術の応用(かまどづくり)」「鍛造技術の応用(刃物づくり)」「鋳造技術の応用(鏡づくり)」「学校紹介ビデオ・CG」「ゲーム」「スターリングテクノラリーへの取り組み」「マイコンカーラリーへの取り組み」「バイオ燃料」「キャリーロボット大会への取り組み」等。

 総合教育センターでの実習(2006年度)
 総合工学科1年生は、長野県総合教育センター(塩尻市)での実習を行うことがあります。
「ディジタル動画編集」などを行ってきます。

スターリングテクノラリー参加(2005年度)
 日本工業大学(埼玉県)を会場にスターリングテクノラリーが開催されます。
2005年にはミニサイズスピードクラスにエントリー(高校生と一般合わせて106台エントリー)し、
総合工学科3年のマシーンが1.952秒という記録で全国第6位に入賞しました。

高大連携事業「出張講義」
 日本工業大学の教授による講義が行われます。

 2006年度は機械工学科 宮澤肇 教授によるテーマ「レーザーによる各種高機能材料の加工(ダイヤモンドや形状記憶合金の加工)」です。
 午後に、生徒への講演が行われ、一般の方には夕方から始まりました。10数名の方に参加していただき、大変興味を持たれ熱心に質問がたくさん出るなど、充実した講座になりました。

 2005年度は先端技術研究センター竹内貞雄教授による「ダイヤモンドの魅力(合成と応用の現状)」と題しての出張講義で、21世紀のハイテク技術を支える新素材としてのダイヤモンド合成法やその応用例について、実験を交えながら紹介していただきました。夜には、地元の方を対象に技術講演会を行いました。
高大連携事業「生徒研修」
 毎年 夏休みを利用して、日本工業大学(埼玉県)にて研修を行っています。
2005年度の研修のテーマは「廃食用油からのバイオ燃料および石けんの製造」など。学校では学べない内容を研修できます。
 原子力発電所見学(2005年度)
2年が、東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の見学に行きました。「柏崎エネルギーホール」での原子力発電の仕組みを易しく説明していただいたり制御室のシュミレイターなど普段見られない施設も見せていただき大変良い学習になりました。

目 標

 工業の基盤である機械・電気分野の基礎的・基本的な知識と技術を身につけ、創造性や問題解決能力を高める。
また、現代の多様な職種に応じて得る工業的視野を広く養い、地域に根ざした工業技術者を育成する。

学科の内容

 工業科目を幅広く履修
      機械分野を中心として、さらに電気分野・情報通信分野・環境分野の学習を充実。
 
課題解決型の学習
       総合的に工業技術の向上が図れるよう課題を設定し、その課題解決を図るの学習を行う。

学習の内容

工業技術基礎 総人数のグループで機械・電気・情報分野の実験実習を行う
課題研究 一人ひとりテーマを設定し、1年間かけて研究・製作を行う
総合工学実習 少人数のグループで機械・電気・情報分野の実験実習を行う
総合工学製図 機械製図・電気製図をドラフターを用いて作図する
情報技術基礎 コンピュータのハード・ソフトの両面から情報の基礎を学ぶ
材料技術基礎 材料の種類と性質について学ぶ
生産システム技術 工業製品を作り出す設備や方法について学ぶ
機械設計 機械の設計方法や機械要素について学ぶ
原動機 エネルギーや動力について学ぶ
電気基礎 電気の基礎的な内容を学ぶ
電力技術 電気の発電・送電・変電という分野を学ぶ
電子技術 半導体技術について学ぶ
プログラミング技術 各種言語を用いてプログラミングを学ぶ
地球環境化学 環境保全の重要性を学ぶ(環境に配慮した工業生産)
産業倫理 ものづくり技術者として、守らなければならないことを学ぶ

実習の内容

機械加工分野 旋盤・フライス盤・ボール盤・NC旋盤・マシニングセンター
材料分野 引張試験・硬さ試験・熱処理試験
情報分野 各種言語によるプログラミング・CAD・インターネット
基礎分野 鋳造・鍛造・手仕上げ・溶接
電気・電子分野 基礎測定・電気工事・電子回路工作・マイコン制御

◆◆工業技術基礎(1学年)◆◆
「工業技術基礎」はクラスを5班(1班=8〜9名)に分け、下記のような実習を行っています。
(1テーマ:3時間×6週で18時間)

旋盤 手仕上げ 鋳造・鍛造
板金 電気 総合教育センターでの実習
旋盤 旋盤を用いて鋼の丸棒を切削し、旋盤の取扱い、切削加工の基本を学習
手仕上げ おもに、鉄工ヤスリを用いた加工を学習
鋳造・鍛造 金属を溶かし、型に流し込み製品を作ったり、金属を加熱して力を加え加工する学習
板金 金属板を曲げチリトリ製作を通して、板金加工を学習。また、図面から、できあがりのイメージをつかむ
電気 各種計測器の取扱いやデータの読み方を基礎実習を通して学習。テスターの組み立てを行い、電子工作の基礎を学習

◆◆実習(2学年)◆◆
「実習」はクラスを5班(1班は8名)に分け、下記のような実習を行っています。
(1テーマ:4時間×6週で24時間)

電気・情報 材料試験 溶接
フライス盤 NC(数値制御工作)
電気・情報 電気の基礎的な実習、電気工事、VisualBasicによるプログラミング学習
材料試験 硬さ試験、引張試験、熱処理試験を行い材料について学習
溶接 ガス溶接機を使い溶接の基礎を学習
フライス盤 フライス盤による加工の基礎を学習
NC NC旋盤を使い数値制御工作機械の基礎を学習

◆◆実習(3学年)◆◆
(1テーマ:3時間×6週で24時間)

三次元CAD 電気情報1 電気情報2
旋盤 MC(数値制御工作) 総合教育センターでの実習
3次元CAD SolidWorks2005を使ったCAD(コンピュータ支援設計)の基礎を学習
電気情報1 PICマイコン制御やプログラミング学習
電気情報2 ライントレースカーを使ったマイコン制御実習や電子回路製作および測定
MC マシニングセンターを使い数値制御工作機械の基礎を学習
旋盤 旋盤を使った段削りとねじ切りの加工

取得可能な資格・検定

第2種電気工事士 国家資格:家の中など電気配線ができる
工事担任者(アナログ・デジタル) 国家資格:通信回線の工事ができる
アマチュア無線技士 国家資格:無線通信ができる
危険物取扱者 国家資格:危険物を製造、貯蔵、取り扱いする場所で、保安の監督をする
フォークリフト運転業務 フォークリフトの運転ができる
小型車両系運転業務 小型のバックフォーの運転ができる
ガス溶接 ガス溶接ができる
アーク溶接 アーク溶接ができる
計算技術検定 全国工業高等学校長協会主催、1・2・3・4級があり、計算の能力を認定する
情報技術検定 全国工業高等学校長協会主催、1・2・3級があり、プログラミングの能力等を認定する
パソコン利用技術検定 全国工業高等学校長協会主催、1・2・3級があり、コンピュータを使う能力を認定する
小型車両系運転業務の様子の写真
小型車両系運転業務特別講習の様子 第二種電気工事士技能試験の練習の様子

施設・設備

機械工場 数値制御工作機械
パソコン室 電算室

教育課程(平成15年度入学生)

教 科 科    目 1 年 2 年 3   年
必 修 必 修 必 修 選 択
























 


 国 語 表 現 T    
 国 語 総 合 U  3  
 現 代 文    

 世 界 史 A        
 日 本 史 A
 地 理 A         
公民  現 代 社 会         




 
 数 学 T      
 数 学 U      
 数 学 V      
*サ ポ ー ト 数 学      
*数 学 ト ラ イ      

 理 科 総 合 A      
 物 理 T      
 物 理 U

 体    育  
 保    健 1   

 音 楽 T      
 美 術 T      
 書 道 T      


 英 語 T      
 英 語 U      
  オーラルコミュニケーションA    
 リーディング     
*中国語 

 家 庭 総 合    
*生 活 教 養      
     普 通 科 目 合 計 20 19 11 0〜6












 工 業 技 術 基 礎      
 課 題 研 究
 総 合 工 学 実 習    
 総 合 工 学 製 図  
 情 報 技 術 基 礎
 材料技術基礎
 生産システム技術
 機 械 設 計    
 原 動 機    
 電 気 基 礎
 電 力 技 術
 電 子 技 術
 プログラミング技術  
 地球環境化学   2 
*産業倫理
   専 門 科 目 合 計 10 12 0〜6
   教 科 単 位 計 29 29 23
   総合的な学習の時間
  ホームルーム活 動
       合   計 30 30 30
 注 *印を付したものは「学校設定科目」
   情報Aは情報技術基礎2単位代替
          総合的な学習の時間は課題研究3単位代替