理療教育部の行事

 理療教育部で企画している主な行事を紹介します。


1.充実した実習行事

奉仕治療

 前期に2日間と半日、市内の公民館や学校で地域の皆さんにあん摩・マッサージ・指圧施術を行っています。1年生にとっては、初めての外部の患者さんに対して施術する機会です。全国的にも、このタイミングでの外来患者さんへの施術は多くないでしょう。

陸上自衛隊松本駐屯地での実習

 毎年3月に自衛隊松本駐屯地での治療実習を行っています。鍛え抜かれた隊員さん達への施術は日頃の実習ではあまり経験することのできない貴重なものです。生徒・職員共に楽しみにしている行事の一つです。

解剖見学実習

 信州大学医学部のご協力により解剖見学を実施しています。日頃の学習の成果をご遺体で確認できる非常に貴重な機会です。鍼灸マッサージ師を目指す者にとって、重要な実習の一つです。

あすなろ会

 保健理療科・専攻科理療科生徒ボランティアグループによる老人ホーム等での訪問マッサージ活動で、昭和38年以来続いています。年に数回、松本市内の老人ホームに出向き、入所者を対象にあん摩マッサージを行い、大変喜ばれています。この奉仕活動を通して、生徒たちに敬老と報恩の精神が培われているようです。


2.治療院等の見学

県内治療院の見学(1・2年生)

 10月に1年生は市内、2年生は県内にある病院や治療院等を訪問し、施術者として先に立つ方々から治療師としての心構えや学習・経営の実際の指導を受けています。身近な先輩方のアドバイスは、卒後の進路を考える非常によい機会です。

県外治療院の見学(3年生)

 卒業学年の5月にクラスの希望に応じて県外の治療院などを見学しています。関東・関西への見学が多く、都会での治療院の経営実態や松本では体験できない治療方法など学ぶことは多いです。


3.生徒同士の交流

春の交流会

 毎年4月に理療教育部メンバーの親睦を深める目的で交流会を企画しています。校内でのパーティー、小グループに分かれての市内散策、温泉施設での交流などが行われています。各々得意分野や意外な一面などがみえ、学年を越えたよい交流の機会です。

主な行事予定


理療教育部トップへ  /  松本盲学校トップへ