SHIMOSUWA　KOYO　HIGHSCHOOL

　新年あけましておめでとうございます。
《３学期始業式での校長先生のお話から》　校内放送にて
　ちょうど30年前、本校野球部が夏の大会で大活躍した頃のことを引用しながら、「人生に
おいて約束されていることなど、ありません。一見、不運に見える出来事を含め、いくつか
の失敗や挫折があったからこそ成長し、後の人生において活躍できるということがあるのだ
と思います。」「心で思うこと、考えることが行動につながり、その人の人生を創るのです
から、消極的に物事を考えない、ものを恐れたり悲観したりしないということが大事。言葉
が意識に働きかける力は強いので、常に自分も周囲も明るくなる言葉を発して、心を積極的
にすることが大切であろうと、改めて感じました。」
「2019年も、みなさんがそれぞれの目標の実現に向けて、想いを込め､力を尽くして歩むこ
とを通して、人間として素晴らしい成長を遂げることを心から祈っています。」
　

　午後、ＬＨＲの時間、週末の大学入試センター試験を受験する予定の３年生約90名
が多目的教室に集合しました。「センター試験激励会」に参加するためです。
　すでに進学先の決まっている生徒もいますが、入学後に勉学に励むという心構えを
つくるためにも、本校では、原則４年制大学に進学する生徒は全員、センター試験を
受けることになっています。
　校長先生や３学年学級担任から、激励の言葉をいただきました。中には、自分の失
敗談を織り交ぜて、注意を与えてくれた担任もいます。
「入試はチームプレー」とよく言われます。同じように頑張っている仲間がいると思
うと簡単に諦めたり努力を止めてしまったりということなく、取り組めます。
　これまでに培ってきた力を全て出し切ることができるよう祈っています。

　天候が心配されましたが、本校生徒の試験会場として指定された信州大学農学部周辺は、幸い、交通機関の乱れもなく比較的穏やかな天気の中で受験することができました。
　他校の生徒と混じっての試験は、普段、自分の高校で受けている試験とは異なる緊張感がありました。また、やはり難しくもありました。とはいえ、４月から大学生として生活を始めようとする生徒にとって、逃げてはいけない場面です。
　全員、真剣に取り組むことができました。