十二天の森について

十二天の森とは

長野県駒ヶ根市にある「十二天の森」は、市街地に残された貴重な自然平地林を将来にわたって保全し、自然保護意識の高揚と生涯学習の推進に資するため、自然生態観察の場として平成5年12月に市が地主より借り受けて設置総面積107.791u

地名の由来

十二天と言う地名は、神仏的な解釈がある一方、広さが12町歩あることなど諸説があり確かな事は分かりません。福沢家の祝殿として薬師如来があったので、この如来と毘沙門天や帝釈天などの十二天の神々が守護していたために、名付けられたとも考えられます。

十二天の森の特徴 

@森林の現在樹種は天然・人工併せて150を数え、伊那谷における平地林の特徴を持った林相を保存。

A樹木の下には、湿地帯があり、ザゼンソウなどの湿地性の野草が豊富。

B地質的には活断層が通っています。

C多くの野鳥を観察でき、特に池にはカルガモ、マガモなどを見ることができます。

十二天の森のためにしていること

@     駒ヶ根工業高等学校(情報技術科)の生徒によるゴミ拾いの他、赤穂南小学校児童の野外活動等が行われている。

A     森を育む会の人たちにより将来にわたって自然を守り育てるための活動を行っている。

会員は市職員を中心に50活動をしています。