長野県上伊那農業高等学校

10年越しの願い「アツモリソウ開花」

バイテク班・植物科学コース

 本校では10年前からアツモリソウの増殖研究をおこなってきました。
長年の研究により、現在はフラスコ苗の育成方法までは確立できました。しかし、外の環境に慣らし土に植える段階での枯死率が未だに高いのが現状で、順化段階の枯死率を減らす研究をおこなっています。
また、昨年度から美ヶ原のアツモリソウの保護回復事業にも参加しており、野生のアツモリソウ保護活動が始まりました。

10年間の研究成果を認めて頂き保護活動に参加させて頂いているのですが、本校では無菌培養苗を作出することはできても、最終目標である開花までしたことがありませんでした。

本校の培養苗は花をつけるのだろうかと不安に思っていた中でしたので、今回アツモリソウが開花したことは私たちの活動を後押ししてくれるような嬉しいできごとでした。
そして、10年前に活動をはじめられバイテク班や植物科学コースで多くの研究をされてきた卒業生と先生方、そしてそれを受け継いできた私たちにとって今回のアツモリソウの開花は大きな成果となりました。

地域の方々からの応援や支援によって活動が活発に続けられていることに感謝し、ますます活動を頑張りたいと思います。

活動の様子