小学部

1 小学部の教育方針
勉強に、遊びに、生活に「自分から、自分で、精いっぱい」取り組めるような力を育む。

2 小学部の重点目標
(1)自発的に生活する意欲を育てる。
(2)教師や友だちとかかわって生活する楽しさを味わえるような生活づくりを行う。
(3)身辺自立を中心に基本的生活習慣の向上を支援する。
(4)やりたいことに取り組む気力・体力を育てる。
(5)双方の育ちを育むような提携校や副学籍校との交流活動を推進し、多くの人と仲良く活動する体験を積む。

3 小学部の教育課程
  本校小学部の児童に応じた教育課程を編成し、個々の実態や思いの推察から導き出した願う姿の具現につながる指導形態、指導態勢を組む。
(1)指導態勢
  ①学級編制
   学級は、学年別に編制する。日々の生活で学習や活動を行う上で基本となる集団。
   ○編制 1年 あんず  2年 さくら  3年 かりん  4年  いちご  5年 みかん  6年 ぶどう  
    はなももの里分教室(中沢小学校内)1学級
    つくしグループ たんぽぽ     
*つくしグループの児童は学年に所属する。
*分教室「はなももの里」本校登校の場合、学年学級に所属して活動する場合と、はなもも 独自で活動する場合がある。

  ②指導形態
   子どもの様々なニーズに応えるために、活動内容や学習集団を工夫し、学級の枠を超えた多様な学びの場を用意する。
   ア)部全体の学習
    「部集会」・・・部全体で集まり歌やダンス、ゲームなどの遊びや季節・行事に関する集会活動を通し、異年齢の集団で交流を深めることをねらいとする
    「部体育」・・・活動の内容を複数用意したり活動量の多少に変化をつけたりすることで、子どもたちが体を動かす楽しさを知り、体力をつけられるようにする。
    「部音楽」・・・高学年・低学年に分かれて行う。音楽を楽しむことをねらいとする。
   イ)グループ学習
    児童の興味関心、意欲、経験等に基づき、クラスの枠を超えてテーマ別にグループ分けをし児童のねがいの実現つながる支援を行う。
   ウ)個別学習
    日常生活の指導(基本的生活習慣等)や各教科・自立活動など時間を確保し、個に応じた課題への指導をする。

(2)指導内容・形態
  個々の児童の実態に合わせ、下記のような指導や形態を選択組織するものとする。
  ①各教科等を合わせた指導
   ア)日常生活の指導
     子どもたちの日常生活の充実をはかり、基本的生活習慣を獲得していくことを目的とする。実生活の具体的な状況の中で指導することを原則とする
   イ)遊びの指導
     遊びをテーマにして学習活動を計画する。意欲的に取り組む活動を通じて活発な身体活動、
     仲間との関わりなどの育ちにつなげる。自由遊び、課題遊びに分けられるが児童の実態や指導のねらいによって選択する。
   ウ)生活単元学習
     子どもたちの興味や関心あること・好きなことなどを集団(学級、部等)のテーマとして一定期間単元を組織する。子ども一人ひとりにねがう姿を明確にし学習活動を展開する。子どもたちがめあてや見通しを持って活動に取り組み始めるまでを醸成期間とし、できる状況を整えていく。日々の活動を通して満足感・達成感を得られる生活が展開していくように評価と支援の改善をくりかえす。
  ②教科別・領域別の指導
   ア)自立活動
     以下の内容を実際的な学習場面で指導する。子どもの実態から必要と思われる場合には、活動を選択し取り出して指導を進める。     
      ・健康の保持 ・心理的な安定  ・人間関係の形成
      ・環境の把握 ・身体の動き ・コミュニケーション
   イ)各教科
    各教科の内容について、個に応じて指導する時間を設ける。その際、子どもの自発性を大切にしながら社会生活、家庭生活、また将来の自立的生活に必要な内容を選択し、学習が日常生活や他の場面で生かされるように配慮する。音楽・体育は集団でも学習する時間を設ける。特別支援学校学習指導要領知的障害特別特別支援学校の目標を参照し、明確な評価基準を設けて指導を行う。
   ウ)特別活動(学級活動、行事等)、道徳教育、人権教育、交流教育
     学校生活全般を通じて適切に行ない、特設した指導の時間を設けないことを原則とする。
     交流教育については、本校での学習の優先を原則とし、適切な活動の種類や時間、実施方法での指導をするようにする。一人ひとりの副学籍校交流は、子どもの実態を基に、保護者・副学籍校と連絡を密にしながら進めるようにする。