分教室

○小中分教室名「はなももの里」と、学級名「友組」への思い(由来)

 平成20(2008)年春、「地元の学校に通いたい(地域で特別支援教育を受けたい)」「地域の子は地域で育てる」「特別支援教育の地域化、理解推進」という、本人と保護者の願いや駒ヶ根市や県の理念・目的が重なりあって、伊那養護学校小学部『はなももの里分教室』が駒ヶ根市立中沢小学校に開室されました。翌々年、平成22(2010)年には、中学部『はなもの里分教室』が駒ヶ根市立東中学校に開室され、『友組』という学級名が付けられました。
 春になると、はなももの花が、分教室のある中沢・東伊那地区のあちらこちらで、たくさん咲きます。赤、桃、白の花が調和をとりながら混じり合って咲くはなもも。分教室も「はなもも」のように、この地域に根ざし、一人一人の色がいきいきととけ合いながら暮らすことができるようにとの願いをこめて『はなももの里』と名付けました。


 『友組』の名称は、開室一年目に「中学部分教室も○組という名前がほしい!」という生徒の声から、「クラス名をつくろう」という目標で進めました。設置校の東中の校長先生や生徒会にも協力してもらいながら進め、最終的には東中・伊那養護学校の両校の生徒・職員・保護者等の投票によって決めました。
  「今も、これからも、そして、いつまでも 友だちだよ」という思いが込められています。


はなももの里分教室がめざすもの…みんなが共に協力し支え合う共生社会の実現
はなももの里 分教室合言葉…「ここから、いっしょに…」
   ここから始めよう、ここから発信しよう、ここからつなげよう、ここから…。
   いっしょに過ごそう、いっしょに歩もう、いっしょに成長しよう、いっしょに…。
   ここから、そしていっしょにの言葉の後にはいろいろな言葉が入るだろうし、これからも入っていくだろう…、そんな願いが込められた合言葉です。


○高分教室名「中の原」への思い(由来)

 県教育委員会の第1期高校再編計画の基本方針「魅力ある高校づくり」にある「高校における特別支援教育の推進」に基づき、各通学区1校程度の特別支援学校高等部分教室の設置を進めることが示され、第3通学区(南信地区)における分教室の設置先として上伊那地域が選ばれました。
 その後、設置先となる高校の検討が行われ、平成23年1月の県教育委員会定例会において、上伊那農業高校に特別支援学校高等部分教室を設置することが決定されました。
 平成24(2012)年4月に、上伊那農業高校内に職員室・作業室・各学年教室の5部屋が設置され、伊那養護学校高等部中の原分教室が開室しました。
 高等部の分教室名「中の原」は、分教室の所在地である南箕輪村の地籍「中の原」からきています。中の原」という地域社会の中で、同年代の高校生と同じ屋根の下で日々のくらしを共にすることで、互いに理解し、認め合う高校生活を送ってほしいと願いました。