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29年度 グランドデザイン
北信圏域共有 教材教具資料
連携協議会

飯山養護学校小学部の紹介
 平成29年(4月19日現在)小学部には、5学級19名の児童が在籍しています。素直で明るく、日々の活動に意欲的に取り組んでいて、大きな可能性の芽をもつ子どもたちです。障がいの状況は多様化していて、知的障がいのある子どもたちと知的障がいと肢体不自由を併せもった重複障がいの子どもたちが共に学び合っています。
 また、本校には全介助を必要とする児童が在籍しています。その児童が安心安全に生活し、学習できるように「なのはなグループ」があります。本年度、4名の小学部児童が所属しています。

◯小学部重点目標
*自分から進んで活動に取り組み、友だちや教師と共に楽しく満足できる学校生活が送れるように個に応じた支援をします。
*重点への具体的取り組み 
  (1)

学習意欲が高まるような活動内容の選定や場を設定し、個々が持つ力を伸ばせるように学習の支援をします。

  (2) 一人一人の児童に合った満足できる活動を取り入れた交流学習を進めます。
  (3)  生活リズムを整え、様々な身体の動きを引き出せるような活動を取り入れながら、日々の生活習慣づくりをします。
  (4)  児童の興味関心に沿った活動を取り入れ、友だちや教師と共に学ぶ中で個々の願いを実現する生活単元学習を実践します。

 
◯本校の教育課程のイメージ
 小学部―中学部―高等部―卒後とつながります。



◯教育課程の特徴
・各教科等を合わせた指導を行っています。その指導の形態は大きく3つです。(日常生活の指導・遊びの指導・生活単元学習) 児童の障がいの実態からすると教科別学習よりもこのように合わせた指導が本校児童の育ちには有効だと言われています。
・自立活動は特別支援教育の特徴で、障がいによる学習上又は生活上の困難を克服し自立を図るために行います。この活動は生活全般の中で行ったり、午後のあゆみの時間に特設して行ったりします。
・小学部の教科学習は〔生活、国語、算数、音楽、図画工作、体育〕が指導要領で示されており、教科別の指導も児童によっては取り入れています。(あゆみの時間にて)

○小学部の一日



<登下校>
 児童はスクールバス(ぎんれい号・ゆきんこ号)の利用や保護者の送迎で通学しています。「手から手へ」を合い言葉に、安心・安全に通学できることを大切にしています。学校の玄関にあいさつする声が響き、先生や友だちと手を合わせてにっこり笑顔で一日がスタートします。

<着替え・自由遊び>
 登校後の着替えや排泄、あいさつなどの基本的な生活習慣も大切な学習のひとつです。荷物の整理整頓や着替えも自分ひとりでできるように時間をしっかり取ります。着替えを終えた児童は教室や体育館等で先生や友だちといっしょに自由遊びをしたり、学級の係活動や当番活動をしたりします。

<体ほぐし>
 毎日体を動かす習慣や体を動かして遊ぼうという意欲が育つことを願って、友だちや先生とかかわりながら全身を使う楽しい運動遊びを多く経験する機会として、日課の中に位置づけています。
 月ごとに場所(中庭、体育館、校庭)や内容(ダンスやゲーム、体操やマラソンなど)を変えて実施しています。

<朝の会・帰りの会>
 学級ごとに、歌を歌う、健康観察をする、日課や行事の予定・給食メニューなどを発表するなどします。ことばだけでなく、視覚的にもわかりやすく情報を伝えることで、児童が生活の見通しを持ちやすくなることを願って行っています。
 帰りの会では、1日の出来事を振り返って、その日うれしかったことやがんばったことを認め合ったり、次の日の活動にめあてが持てるよう内容をわかりやすく伝えたりして、安心して家庭に帰れる工夫をしています。

<生活単元学習>
 小学部の学習の中心となる生活単元学習は、個々の興味や関心に基づいて、子どもたちが主体的に取り組めることを最も大切にして、学習活動をすすめています。地域性や季節行事・学校行事を取り入れた単元や、体育館に大型遊具を設置してダイナミックに遊ぶ単元などが計画されています。体を動かし、人と関わって活動する中で、自分の体を積極的に動かす充実感やコミュニケーションを通しての満足感を充足し、一人一人の“期待する姿”が具現化することをねらった学習を行っています。


             平成28年度 生活単元学習年間計画


<なのはなタイム>
 なのはな教室のゆったりとした時間の流れや静かな雰囲気の中で、児童・生徒が健康を維持し、より快適な生活が送れるよう、深い呼吸をして体の緊張や気持ちをほぐしたり、自分の体を意識したりすることを一緒に学習しています。心身共にリラックスした後に、表出(コミュニケーション)の幅を広げるなどの活動を行います。

<給食・昼休み>
 「今日のメニュー何かな?」と、どの子も給食を楽しみにしています。日々、栄養バランスのよい食事を提供し、個々の児童に応じて刻み食などにも対応しています。また、児童の希望献立を取り入れることも行っています。偏食のある児童や静かな場所で食べたい児童にも個々に合わせて柔軟な対応を取っています。今年度は食堂、または教室にて、準備や配膳等できるところは自分たちで行い、皆でおいしく食べています。食事のマナー、食後の歯磨きなどの食習慣の指導も大切にしています。

<清掃>
 小学部で使用している教室や廊下、トイレのそうじを学級ごとに分担して行っています。ぞうきんがけやゴミ捨てなど、自分に任されたことに精一杯取り組む姿が見られます。

<リトミック/わくわく集会>
 リトミックは、毎日、体育館で、ピアノ伴奏や音楽に合わせて体を動かす、リズムを感じる、音や曲の雰囲気を楽しむなどしています。友だちや教師とのふれあいを通してかかわりを深めることを願って行っています。小学部全体で行うので、学年の枠を越えていろいろな子どもと教師や子ども同士のかかわりが育っています。特にピアノの伴奏に合わせての動きは心地よく、子どもたちに人気があります。
 わくわく集会は、毎月1回程視聴覚室で、手遊び歌・パネルシアターなど子どもたちが歌って、踊って、見て、聞いて楽しむことを願って、小学部全体で行っています。各月の行事や学習予定を知らせる機会にもなっています。

<あゆみの時間>
 個々の課題に応じて、グループあるいは個別に学習を行っています。子どものよさを生かし、伸びてきているところを大事にしながら、児童や保護者の願いも考慮して内容を設定しています。言葉や数についての基礎学習だけでなく、日常生活や余暇活動につながる学習も行っています。この時間に自立活動を行う場合もあります。

○なのはなグループ
 グループのメンバーは、医療的ケアを必要とする児童生徒、肢体不自由を有し全面介助が必要な児童生徒、意思表示が微弱で身体を通してコミュニケーション活動が必要な児童生徒です。このような児童生徒たちに、安心して生活できる環境拠点(人・場所・時間)をつくり、健康を維持するための生活作りや身体への働きかけをします。さらに、個別の指導計画やアセスメントから、心の安定や諸感覚の向上・意思表出・コミュニケーションの力を高めます。

<なのはなグループの行事>
*校外学習  6月30日(木)〔昨年度:ファームス木島平でアイスクリーム味見〕
       11月 2日(水) 〔昨年度:山ノ内町で足湯・昼食会〕
*体づくり学習会 芳香療法の会

○交流及び共同学習
<提携校(木島小学校・木島保育園)との交流及び共同学習>
 木島小学校とは毎年、合同職員会をもち、学年ごとに年間活動計画を立案して交流をすすめています。両校を会場として、6月の校庭での運動遊び、7月のプールでの水遊び、9月の運動会、10月の銀嶺祭、秋遊びや焼き芋、11月の体育館遊具遊び、1月の雪遊びなどを実施しています。
その他にも、リトミックやそうじをいっしょに行うなどの日常的な交流活動も、児童の実態に応じて行っています。

<居住地校との交流及び共同学習>
児童が居住している地域の小学校との交流及び共同学習は、担任や保護者と共に居住地校に出向いて行うこともあれば、居住地校の学級が本校に来校して行うこともあります。将来生活する地域で生き生きと暮らすことにつながる素地作りとして、保護者の理解と協力(参観、送迎)のもとに、居住地校と連携して、個々の児童に応じた形で行っています。 特に、プールでの水遊びや体育館に遊具を設置して遊ぶ活動は、大勢の児童が一緒に取り組める機会として、多くの交流学級が来校し交流しています。

<姉妹学級との交流>
 校内では、中学部や高等部との姉妹学級交流が年間を通じて行われます。朝や昼休みには、校庭や体育館で、姉妹学級に限らず多くのお兄さんやお姉さんといっしょに遊ぶ児童の姿も見られます。

○支援会議の開催
 本校児童は学校以外で地域の様々なサービスを利用しています。その施設の方々とともによりよい支援の仕方を保護者を含めて情報交換を行っています。支援会議開催時期は行事の前や長期休みの前後、学期の中間時期が多いですが、保護者の要請があればいつでも開催します。(担任から開催依頼をすることもあります)

 
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