「バッタンバンのタカッシー:カンボジアに捧げた堀本崇の生涯」

 飯田高校37回卒業(昭和58年度卒業) 堀本崇さんの功績をまとめた本「バッタンバンのタカッシー」が、図書館で紹介されています。
 堀本さんは1993年にPKOでカンボジアに行った際、あまりにも劣悪な環境にいる子ども達にショックを受け、その後カンボジアの子ども達に様々な支援を行ってきました。「アジア子供教育基金」というプロジェクトを立ち上げ、いくつもの学校を建て、孤児院を支援しました。孤児院の女の子達を少女売春から守るため、職業訓練校を創設し、また孤児院の子ども達の自立心を養う目的で、農業プロジェクトも取り入れました。その後救済支援の手は子ども達だけにとどまらず、尼僧集団とともに極貧家庭での心のケアを物資供給もスタートさせました。こうした活動のすべてを堀本さんはたった一人でやり遂げたのです。こうした活躍が認められ、カンボジア政府から「国家建設功労第一等勲章」を受賞しましたが、彼は勲章なんてどうでもいいです。そんなもののためにやっているわけじゃないですから、勲章が売れるなら売りたいです。」と語っていました。
 しかし、2006年11月カンボジアで交通事故に遭い、志半ばで39年の生涯を閉じてしましました。そこで、堀本氏の功績を讃え山本麻美さんが「バッタンバンのタカッシー:カンボジアに捧げた堀本崇の生涯」と題して本にまとめ、出版されました。その本が多くの後輩にこうした先輩がいたことを知ってほしいとの願いを込めて寄贈され、今図書館に置かれ希望する生徒に配布しています。