学校長挨拶

雄大な北アルプス山麓に広がる安曇野に位置する穂高商業高校は大正3年、地域の人々の農業教育の普及と振興への熱い願いにより長野県学校組合立南安北部農学校として設立されました。 以来、定時制や分校を擁する穂高農業高等学校、穂高高等学校、穂高商業高等学校と、激動の大正、昭和、平成の一世紀にわたり時代の要請により教育内容や校名を更新しながら発展的変遷を経て、 長野県の中信地区唯一の公立商業高校として現在に至っております。 商業高校への発展的変遷の背景には国および長野県の産業・経済の発展、特に産業構造の変化がありました。第三次産業の比重が高まる中、本校は商業高校へと発展し、 それぞれの時代ごとに地域から寄せられた篤い期待や想いは、現在も引き続いて本校にお寄せいただいているご支援につながっております。校歌の中に、穂高の川見ては時の流れに遅れじと…進取は命となすところ…自立自営を第一 とありますとおり、 本校は百有余年の伝統校ではありますが常に先進的な取り組みにより商業の専門分野での多面的な生徒の能力開発推進しております。 本校は、大学科「商業科」の中で小学科「情報マネジメント科」と小学科「商業科」が設置されています。「情報マネジメント科」では、企業会計と情報処理に力を入れて、それぞれの上級資格取得の実績を大学への進学に結び付けています。 また、地元の大学である松本大学と連携することにより、大学レベルの学習内容を早期に学ぶことができ、将来を見据えた高度な専門教育を可能にしています。「商業科」では、2年次より「会計グローバルコース」「情報システムコース」「経営マネジメントコース」の3つのコースを置き、それぞれのビジネスの分野での専門性を追求するカリキュラムを設定しています。 日商簿記検定や経済産業省情報処理技術者、厚生労働省ファイナンシャル・プランニング技能士等、多彩な難関資格にも、毎年多くの生徒が合格しています。 本校では、系統だったキャリア教育プログラムによって高い職業意識を育むことで、大学や専門学校そして実社会につながる「生きる力」を生徒一人ひとりに身につけさせたいと努めています。これらのビジネス教育ならではの取り組みによって、 本校校歌の歌詞にあり教育目標でもあります「進取の心」つまり「自ら考え積極的に行動できる生徒の育成」が確実なものとなると信じています。

平成30年4月1日
長野県穂高商業高等学校 学校長 青木 修一