諏訪二葉高校の象徴
[校歌]
 二葉の校歌は、文学的にも音楽的にも優れた校歌の名曲といわれ、昭和28年に制定されて以来、生徒に誇らかに歌い継がれてきた。作詞者は諏訪の生んだ偉材五味智英、万葉集の専門家である。作曲者は「平城山」で有名な平井康三郎。二葉の美しい四季と学校の理想を、格調高い文語定型詩(五七調)で歌い上げている。男女共学になってからも、新たな校歌の制定は行わず、1番・2番・5番を歌うことで対応してきた。右の写真は正面玄関横に設置されている校歌が刻まれた歌碑である。            校歌を聴いてみる。
歌碑
[すこやか像]
 本校前庭に設置されているこの裸婦像は、日本彫塑界の第一人者清水多嘉示が、第8回日展に出品した『すこやか』と題された作品であり、昭和28年の文部大臣賞を受賞している。氏は、大正8年〜11年の4年間二葉高校に在職しており、先生の記念となる作品を学校にとの教え子の声から、同窓会を通して募金を募り、設置が実現した。以来50年余、今も二葉のシンボルとして在校生を見守っている。
すこやか像
[ステンドグラス「飛翔」]
 校舎新築の際、記念事業の1つとして正面玄関の上部に設置されたもの。自然豊かな諏訪の地で、すくすくと伸びゆく生徒たちの姿を個性ある輪の形により表現している。
 その輪が思い思いに繋がってできる和。その和が作る流れには、今まで培われてきた歴史や伝統を反映。その確たる基盤と、全てを優しく包み込むような自然の中から、生徒たちが逞しく巣立ってほしいという思いを込めている。
ステンドグラス
[モニュメント「揺籃」]
 新校舎新築の際、本校の卒業生で彫刻家の井上玲子氏より寄贈されたもの。時の流れと時代のうねりを根底として、そこに生きる人々の平和とやすらぎを求める心をしっかりと受け止めて育み、揺籃のぬくもりとやさしさを表現。
 そして、カーチンウォールのシンプルな空間の中に溶け込み、そこに穿かれた空間の向こうには、もう一つの世界が重層的に見えてくる楽しみを付加。
揺籃
[明治のピアノ]
 学校創立間もない1911(明治44)年に購入し、3回の移転にも奇跡的に耐え、失われずに保管されてきた。明治期を代表する手作りのアップライトピアノで、正面に2つの燭台が付いている。当時の国産ピアノの代表メーカー「松本ピアノ」の製品で、100年以上前に東京の月島で作られた。現存数が少なく貴重である。
 2年余に及ぶ修理を終え、2007年春に二葉高校に戻ってきた。正面玄関ホールに設置されている。
明治ピアノ