第64回NHK杯 全国高校放送コンテスト テレビドキュメント部門 全国優勝
みやぎ総文2017 オーディオピクチャー部門 優秀賞(部門最高賞)

平成29年度 第64回NHK杯全国高校放送コンテスト「テレビドキュメント部門」において全国優勝(文部科学大臣賞)を受賞しました。

 
7月24日から7月27日の4日間にわたり、第64回NHK杯全国高等学校放送コンテストが行われました。

私たち放送委員会制作班は、テレビドキュメント部門・ラジオドキュメント部門・ラジオドラマ部門の作品が県大会を勝ち抜き、7年連続の全国大会出場となりました。

今大会はテレビドキュメント部門の「鼎談深志」が全国優勝(文部科学大臣賞)に輝き、初めて深志高校に優勝トロフィーを持ち帰ることができました。


「学校から出る音の問題」や「地域との関係」に悩んでいるのは深志高校だけではないと考えます。

現に、松本市内でも、地域の要請を受け文化祭時の打ち上げ花火の差し止め、コンサートをする教室の窓に板をはめ込み防音する等の対策を取っている学校があります。

この番組を通じて、私たちの実践がひろがり、同じ悩みを持つ他校の参考になればと思います。


 さて、ドキュメンタリー「鼎談深志」は、私、栁原真由が、学校から出る音について地域との意見交換会を開催し、その話し合いを通じて苦しみながらも地域・職員・生徒の三者フォーラム「鼎談深志」を設立を目指すしてく8分間の映像作品です。

私のセルフポートレートとしてこの番組を編集していきました。


振り返ってみると、撮影や編集技術が特別優れていたのではなく、私のダメダメなカメラワークには「しまった」と感じることもありました。

しかし、テーマ自体、鼎談深志の実践自体が評価されたのだと感じます。





 


地域の皆さんに優勝の報告をすると、とても喜んでくださり、私も一層嬉しかったです。


ここまで協力し支えてくださった地域の皆さん、先生方、関係する生徒の皆さんに心から感謝しています。

今回取材に協力してくださった皆さん、本当にありがとうございました。


番組に関わった全ての皆さんに「優勝」という形で少しでも恩返しができたのであれば幸いです。



私たちが制作した番組をご覧になりたい方は、こちらをごらんください。




第41回全国高等学校総合文化祭 「みやぎ総文2017」 オーディオピクチャー部門において優秀賞(部門最高賞)を受賞しました。


放送部門は、7月3・4日、宮城県仙台市「日立システムズホール仙台」で行われました。

私たち放送委員会制作班は、県大会を勝ち抜いたオーディオピクチャー部門とアナウンス部門に参加しました。

このオーディオピクチャー部門において「40年目のホームルーム」が優秀賞に輝きました。


現在、教育課程の特別活動に位置付けられているホームルームですが、多くの高校生が必要ない、連絡のみならLINEで送ってくれれば良いなどと、ホームルームの時間そのものに疑問を持っているようです。


ところが、卒業後40年たっても、定期的にロングホームルームを続けているクラスがあります。

昭和51年に本校を卒業した、深志28回生3年8組です。


8組は卒業28年目に最初のロングホームルームを行ない、以来、2年に1度のペースで5回のロングホームルームを行なってきました。

なぜ、卒業後もロングホームルームを行うのか、8組にとってこのロングホームルームとはどのような意味を持つのか、音と写真で表現しました。


この作品の取材に快くこたえていただいた山本伍朗先生、28回生8組の先輩方に心から感謝しています。


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