ご挨拶

校長  今 井 義 明

松本深志高校のホームページを開いていただき、ありがとうございます。

明治九年に創立された本校は、今年度創立141年を迎える、長野県の県立高校の中でも最も古い歴史と伝統を誇る高校です。自主・自立を掲げる「自治の精神」の下、学力養成、個性伸長、人間形成を基本方針として、独自の教育活動を展開し、多くの卒業生が社会の様々な分野で幅広く活躍をしています。

教育目標は、「自主的で、確かな思考力とたくましい行動力を備えた、心豊かな人間」の育成であり、現在も、全校生徒が、互いに切磋琢磨して勉学に励み、生徒会活動やクラブ活動を通じて心身を鍛え、相互に信頼しあいながら、豊かな学校生活を送っています。

初代校長小林有也先生が遺訓として残された以下の「御三訓」は、多感な青春期を生きる深志生の心の支えとして今に伝えられています。


  1.諸子はあくまでも精神的に勉強せよ

  2.而して、大に身体の強健を計れ

  3.決して現代の悪風潮に染み堕落するが如き事あるべからず


本校正門を入ると、まず小林有也先生の胸像が来校者を優しく迎えてくれます。そして、独特のスクラッチタイルを身にまとい、昭和10年の落成当時の趣をそのまま残し、平成14年に国の登録有形文化財に指定された第1棟が、その荘厳な佇まいを見せて聳えています。また、平成11年には、明るく近代的な第2棟・第3棟が完成し、本校の生徒たちは大変恵まれた教育施設と環境の中で、日々の高校生活を送っています。

私たちは将来を見通すことが困難で正解のない時代を迎えています。変化が大きいこれからの時代には、正解が見つけにくい中で、皆で知恵を出し合い、協働して、納得解あるいは最善解を得ていくような力や、自らが主体的に社会に参画して未来を創り出そうとする力等、「新たな社会を創造する力」が重要になってきます。本校も伝統校としての不易を大切にしつつ、こうした新しい時代にも対応していく所存です。授業だけでなく、本校の学校風土の中に蓄えられている全てのメッセージを全身でしっかりと受け止めて、真の意味での学力を着実に身に着けていってもらうために、これからも教職員が力を合わせ努めて参りたいと思っておりますので、今後とも本校への一層のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。