造園科
現代社会の住環境における緑化、街づくりや環境保全の重要性を理解し、造園・土木に関する設計、計画、施工、材料および環境問題に関する基礎的知識・技術を習得させ、豊かな生活環境を創造することのできる人材を養成するとともに造園技術者として必要な能力、態度を育てる。
H 環境工学コース
私たちの身近な環境は日々変化をしています。環境工学コースでは、その変化を水生昆虫を指標とした水質の調査や特定外来生物(アレチウリ・オオキンケイギク・オオハンゴンソウなどの帰化植物)の調査をしながら地域環境を判定しています。 また、「ゴミの再利用」というテーマで取り組み、被害竹やバナナ繊維、ネマガリダケの茎と皮などを利用した紙漉きを行い、地域との交流事業や紙漉きサミットを生徒自らが計画運営をしています。
資格は、2年次でトレース検定、3年次で3級造園技能検定を受検します。
I 緑地計画コース
造園に関する基礎的な知識や技術を学ぶことにより、身近な街並み景観・自然公園・都市公園について緑のあり方を具体的に考え、住宅庭園の設計製図をとおして、和風洋風の構成要素について学びます。 また、実際に緑化木の養成を行い、植物の性質について理解を深めます。
単に表現力(スケッチ力)のみでなく、3次元空間やさらに時間を加えた4次元のデザインについて学び、環境デザインの基礎知識を身に付けます。
J 造園技術コース
造園の施工と管理に必要な知識と技術を学ぶことにより、合理的に施工し、維持管理する能力と態度を身につけます。
2年次には校内の庭木の手入れや刈り込み、マツの手入れなど一般的な管理技術を学びます。3年次には庭づくりの基本を造園3級技能検定や現場での実習を通して学び、課題研究では、代表的な竹垣の製作技術等を学びます。また、雪吊りや幹飾りなどの造園技術も学びます。
長野県庁南側庭園の製作(第5回:緑化木、花壇の植栽・園路の化粧砂利敷き作業)| 2012年 5月 8日
長野県庁南側庭園の第5回目の現場実習は5月8日(火)に実施しました。作業は、計画予定地にヒメリンゴ・モミジ・シナノキなどの緑化木、多年草を用いた花壇の植栽・園路の化粧砂利敷き作業です。 参加生徒は、造園科生徒23名です【緑地計画コース3年生8名、造園技術コース3年生15名です。】学校を13:20に出発し、14:00〜16:10まで現場作業を行いました。 始めに、長野県造園建設業協会北信支部第一緑地株式会社代表有賀氏、職長の宮下氏からご挨拶をいただき、生徒を代表して緑地計画コース原が挨拶を行いました。
現場作業は3班に分かれて行いました。第一緑地株式会社鈴木氏より花壇と小端積の植栽帯への植栽方法を説明していただき、宮下氏から柱の立て込み方、樹木の植栽方法など生徒へ丁寧に説明いただいてから作業が始まりました。 また、園路の化粧砂利敷き作業も社員の方に実演していただきました。作業も終盤になると、生徒も慣れた手つきで丁寧に仕上げることができました。 花壇では、土壌改良剤を混ぜて土を良く耕してから、手入れの少ない植物を基本として、ヤブラン・ダリアなどを、小端積の植栽帯へはヒマラヤユキノシタ・オカメツタなどを主に植栽しました。 園路の化粧砂利敷き作業も、砂利敷き前に防草シートを張り、養生を行ってからの作業を行いました。緑化木の植栽は樹木が早く活着(根づくこと)するために、2脚鳥居支柱を設置しました。 美しく見える裏には、隠れた下準備がどの工程にもあることを生徒は実感できたことと思います。 最後に、5回にわたる現場実習で大変お世話になった第一緑地株式会社代表有賀氏からご挨拶をいただきました。 この体験を、生徒たちは今後の人生に生かしてほしいと思います。生徒を代表して造園技術コース木賀が挨拶を行いました。 竣工式は5月14日(月)13:30〜です。関係生徒も参加します。本日も実習の機会をいただいた長野県造園建設業協会の関係各位の立ち合いをいただき、無事終了致しました。 心より感謝申し上げます。
長野県庁南側庭園の製作(第4回:四つ目垣の製作と芝貼り・ソヨゴの植栽)| 2012年 5月 3日
長野県庁南側庭園の第4回目の現場実習は5月3日(木)に実施しました。作業は、計画予定地の四つ目垣の製作と芝貼り・ソヨゴの植栽です。 参加生徒は、造園クラブ員8名です【緑地計画コース3年生7名、造園技術コース3年生1名です。】学校を8:10に出発し、9:00〜12:15まで現場作業を行いました。 始めに、長野県造園建設業協会北信支部第一緑地株式会社代表有賀氏、職長の宮下氏からご挨拶をいただき、生徒を代表して造園クラブ部長根岸が挨拶を行いました。
現場作業は2班に分かれて行いました。第一緑地株式会社代表有賀氏より四つ目垣の親柱と間柱の間隔、胴縁の丈の寸法の指示をいただき、社員の中田氏から柱の立て込み方、 水平位置の出し方など生徒へ丁寧に説明いただいてから作業が始まりました。柱位置の寸法の確認と胴縁と立子の水平垂直に注意して作業が進みました。 しゅろ縄は、2本どりで、結束しました。生徒は、現在来月の3休技能検定に向けて男結びの練習中で、緩いところや裏綾掛けの結束の不十分なところなど、何度もやり直してようやく完成しました。 有賀代表からは、少し離れた位置から、垣根の立込みや胴縁の水平度を確認するようにアドバイスをいただきました。 芝貼りの班は、宮下職長の指示をいただき、ソヨゴを先に水きめで植栽して2脚支柱で支え、芝を貼る前に地ならしを十分に行い、コウライシバをべた貼りしました。 隙間は、芝をその空間に合わせて切り、丁寧な作業が行われました。こうがい板の扱い、芝の貼り方、最後に目地砂のかけるところまで、丁寧な作業を心掛け、無事終了しました。 第一緑地株式会社代表有賀氏から最後に講評をいただく中で、プロとしてこの現場でも、後に残る仕事としたい。基本計画図より良いものにしていく努力をしていきたいと、ご挨拶をいただきました。 次回、生徒の参加は5月8日(火)午後に実施します。5回目の作業(生徒23名参加予定)を行い、ほぼ完成となります。 本日も実習の機会をいただいた長野県造園建設業協会の関係各位の立ち合いをいただき、無事終了致しました。感謝申し上げます。
長野県庁南側庭園の製作(第3回:混植垣の製作)| 2012年 4月28日
長野県庁南側庭園の第3回目の現場実習は4月28日(土)に実施しました。作業は、計画予定地の混植垣の製作です。参加生徒は、造園クラブ員7名です 【緑地計画コース3年生5名、造園技術コース3年生2名です。】学校を8:10に出発し、9:00〜12:10まで現場作業を行いました。 始めに、長野県造園建設業協会北信支部第一緑地株式会社代表有賀氏、職長の宮下氏からご挨拶をいただき、生徒を代表して造園クラブ部長根岸が挨拶を行いました。
現場作業については、第一緑地株式会社社員の中田氏から植栽する植物の扱い方と植え方、天端を揃えて切るコツについて、実演を交えて教えていただきました。 植物はドウダンツツジ・ニシキギ・キンメツゲの3種類を用いて、バランス良く配置しました。スコップで植栽場所を広く掘り、土を砕いて根の伸長を促すようにしました。 植物の立て込み位置と枝のバランスに気をつけながら配置し、最後は水ぎめを行いました。両手ばさみを用いた刈り込みでは、刈り込み線を決めるため、水糸を張り、 水平に刈り込めるように、糸に近い部分を丁寧に刈りこむことなどアドバイスいただきながら作業が進みました。作業は3時間ほどで無事完了しました。 刈り込み箇所は裏側(護岸側)・側面とあるため、生徒が作業で行った以外にも留意できるように現場で確認し、本日の作業が無事終了しました。 現場では、前回の捨てコンクリ打後の鉄平石小端積み作業が進行していました。慣れた手つきで、1本づつ積み上げていく技術は見事と感じました。 生徒たちもこの現場に関わり、プロの仕事に接することができて大喜びしています。もの作りに興味関心を持ち、この業界への仕事へ希望する生徒も多く、有意義な時間となりました。 機会をいただいた長野県造園建設業協会の関係各位に感謝申し上げます。
長野県庁南側庭園の製作(第2回:花壇レンガ縁取り作業及び鉄平石乱貼・小端積箇所の捨てコンクリート打作業)| 2012年 4月26日
第2回目の現場実習は4月26日(木)に実施しました。参加生徒は、緑地計画コース3年生8名、造園技術コース3年生15名の合計23名です。 作業は計画予定地の花壇レンガ縁取り作業及び鉄平石乱貼・小端積箇所の捨てコンクリート打作業です。学校を10:00に出発し、10:50〜12:50まで現場作業を行いました。 始めに、長野県造園建設業協会北信支部第一緑地株式会社代表有賀氏、職長の宮下氏からご挨拶をいただき、生徒を代表して造園技術コース清水が挨拶を行いました。
有賀社長からは、この庭園の断面形状について、鉄平石乱貼をG.L.±0とした時に、東側へ花壇の終点で135cm、庭園の終点で300cm下っているため、 その納まりを考えた施工を心がけるようにご指導いただきました。作業は、宮下職長からコンクリートの扱いについて丁寧にご指導いただき、3班に分かれて作業が始まりました。 猫車4台分のモルタルの練り作業を行い、レンガ空積み作業が始まりました。セメントと砂を1:3に配合しよく混ぜてレンガ(マンホールが花壇にあるため、 縁どりもできるアールのついたインターロックブロックを使用)の下に入れ、面をそろえて並べて行きました。鉄平石乱貼箇所へは生コンクリートを流し、ばか棒を基準にして左官ごてでならしました。 小端積箇所の捨てコンクリート打作業でも同様に、左官ごてを用いて作業を行いました。レンガの並べ作業は、舗道に沿って延べ約15mほど並べました。 最後に、花壇縁取り箇所と花壇前の舗道を、ブラシを用いて水で追い、丁寧に洗浄しました。全ての作業は80分ほどで無事完了しました。
長野県庁南側庭園の製作(第1回:ツツジの堀取り及び移植作業)| 2012年 4月19日
長野県庁南側庭園の製作は、昨年8月より長野県造園建設業協会から依頼され、造園クラブの生徒が設計を行いました。 この度、長野県造園建設業協会のご厚意により、県庁南側庭園の施工を造園建設業協会の会員企業の技術者による御指導をいただき授業の一環として実施しました。 工期は4月18日から5月10日頃を予定しています。今回は、5回にわたる実習予定の第1回目です。参加生徒は、緑地計画コース3年生(8名)、造園技術コース3年(14名)の合計22名です。
本日の作業は計画予定地のツツジの堀取り及び移植です。学校を10:00に出発し、10:50〜12:50まで現場作業を行いました。 始めに、長野県造園建設業協会北信支部長楽東苑代表伊東氏、第一緑地株式会社代表有賀氏、同協会事務長の長田氏からご挨拶をいただき、生徒を代表して緑地計画コース根岸が挨拶を行いました。
生徒が制作した計画図を元にして、樹木の枝枯れによる美観の改善のため、既に植栽されていたツツジの除去作業を行いました。 ツツジの堀取り作業は8名が担当し、第一緑地株式会社の宮下職長さんのご指導の元で、スコップで丁寧に堀取り作業を行いました。 ダンプに積んだツツジは、県庁北側の県有地に移植し、程度の良いツツジを選択し、ここでも従業員の皆さんのご指導をいただき14名が植え穴を堀り、水決めで植栽作業を実施しました。作業は90分ほどで無事完了しました。
つつじ類を除去した長野県庁南側庭園は東側に向かって勾配が下がっていく形状であることが鮮明となりました。 今後は、工程表に従い、丁張、基礎工、小口積み工、鉄平石張り、階段工、敷石工、植栽工事、芝張工、敷砂利工、花壇工と各種工事が進行していきます。次回の作業が楽しみです。
駅前ロータリ植栽刈込み実習| 2011年 6月20日
先日、須坂建設事務所からの依頼により、2年生緑地計画コースと造園技術コース23名が須坂駅前ロータリーの植栽刈り込みを行いました。 最初に、建設事務所の方よりお話を頂いた後、準備をしてから全員一斉に刈り込みをしました。 途中、雨が降ってきたため慌ただしい実習でしたが、最後は植栽を綺麗に刈り込めて終わりました。
3級造園技能検定| 2011年 6月18・19日
3級造園技能検定実技試験が6月18日(土)、19日(日)に須坂園芸高校検定会場にて行われ、本校より造園科3年生40名が挑戦しました。 実技試験は試験時間2時間の中で、指定された区画内に竹垣制作、縁石敷設、敷石敷設及び植栽の順に行う作業試験と、提示された10種類の樹木の枝を見て、その樹木を判定する要素試験があります。 2時間中、いい緊張感を持って生徒は一生懸命作り上げていました。これまでの練習の成果が発揮できたのでしょうか。 19日午後には、要素試験が行われました。今後、学科試験が行われます。
室内庭園出展」を実施しました!(「エコ・リフォームフェア2011」企画展示)| 2011年 6月10日
住宅総合展示イベント「エコ・リフォームフェア」(主催:エコ・リフォームフェア実行委員会、事務局新建新聞社内)の作品展示依頼が本校にありました。
作庭場所はエムウエーブ(長野市)で、庭園サイズは4m×3mです。作庭の実施は、本校緑地計画コースと造園技術コース合わせて30名で行い、
庭園図面は緑地計画コース3年生が描きました。キャラボクの模様木を主木とし、つくばいに循環式で水がそそぐ構成としました。作品テーマは「涼を感じる空間」です。6月10日(金)午前中に作品を制作しました。
6月11日(土)・12日(日)に訪れた大勢の市民の皆さんに見学いただき、作庭実習のよい機会となりました。