教育目標
(1)心身ともに安定した生活を送ろうとする意欲を育てる。
(2)集団の一員として持っている力を発揮しようとする気持ちを育てる。
(3)より自立的で、より豊かな生活を送るための力を育てる。

目標の具現化に向けての重点
一人ひとりの実態に合わせて、自己選択・自己決定できる場を仕組み、自分の良さを感じさせ、自信を育む。

年間通して、からだの時間を日課に位置づけ、一人ひとりの実態にそった活動を工夫し、体力づくりを行う。


生活単元・作業単元・総合学習等、領域の関連を図りながら年間通して部生単を午前中に位置づける。集団の中で各自の「できる状況作り」に留意し、一人ひとりが持てる力を発揮できる活動を工夫していく。また、生徒が見通しをもって活動できるように毎日の日課をできるだけ一定にする。

一人ひとりの実態や保護者のニーズに応じた学習を進めていくために、月〜木曜日には「個別の課題学習(40分間)」を、金曜日には「グループ別課題学習」〜個別の課題学習を補ったり、身体機能の維持向上の学習の場や人間関係構築の学習の場等を確保したりすることを意図する〜を配置している。

学年の枠を超えたグループを仕組み、自立活動や性教育、部生単の発展的な内容、生徒の興味関心の幅を広げていくための「かぶとの時間」等を取り入れていく。

個別の指導計画、教育支援計画を作成・活用し、学校生活の中での支援および将来生活に向けた支援を具体化していく。

福祉、医療等の専門家、保護者との支援会議を通して、生活全般にわたっての支援体制を整えていく。